10月17日
培養基全面にMOG-A1菌のコロニー。
MOG-A1菌は耐熱菌で70℃ 80℃15分処理では死なない菌である。
しかし、低温殺菌しない生懸濁液より、培養基上での
繁殖が2日程度遅くなることから、この時間内に、
アオカビ、紅色細菌も活性化しコロニーを形成する。
このため、写真のように場所取り戦争で100%支配することが
出来ず、他の数種の菌が同じエリアで生息繁殖する。
自然界の地表の微生物の場所取り戦争は、常に、こういうことが
行われていると思われるが、自然界では培養基と異なって、
枯れ落ち葉であり、これを分解出来る木材腐朽菌が、
枯れ落ち葉のあるエリアでは優占支配する。
MOG-A1菌の低温殺菌懸濁液の抗菌試験(空中浮遊雑菌)
試験方法
MOG-A1菌の懸濁液を70から80℃ 15分 殺菌
ハイポネック培地 オートクレイブ
この培地に低温殺菌したMOG-A1菌懸濁液5ccを添加後、開栓して室内に放置。
落下した空中浮遊雑菌の胞子発芽の不活性化を試験。
培養温度
最低10℃ 最高20℃ 室内静置培養
低温殺菌MOG-A1菌懸濁液 空中浮遊菌への抗菌試験
suma-to siken 265